会員レシピ
公益社団法人 日本調理師会 > 会員レシピ > ナスの三味(さんみ) 

ナスの三味(さんみ) 

(9月の料理)

0902_2 

レシピ作成:(公社)日本調理師会副会長 加藤綱男 

材料

  • やや大きめのナス
  • 特製手作り「練り味噌」
    (赤味噌500gに白味噌100gを入れ、卵の黄身を3個分と日本酒1/4カップ、ミリン1/4カップ、砂糖450g、アタリゴマ<すったゴマ>少々、これらを鍋に入れ、5~6分火にかけて練っておく)
    ※ちなみに、この味噌を少し取り出して酢を入れると「酢味噌」になったり、木の芽を叩いて入れると「木の芽味噌」、ふきのとうを入れると「バッケ味噌」というように、いろいろと活用できるので、作っておくと便利です。
  • 削り節少々
  • ショウガ少々
  • しょう油
  • マヨネーズ
  • 細く切った焼き海苔

 

作り方

  1. ナスの両端を包丁で切って取り除く 
    1. ナスの芯に割り箸かさい箸を刺しこんで穴をあける。(こうすると、油で揚げたとき火が入り易い)
    2. その後、ナスを140℃位の油でクルクル回しながら揚げる。
    3. 切り口に少し焦げめの色がついてきたら、取り出して水に入れ、皮をむく。(簡単にむけます)
    4. キレイな緑色になったナスをまな板の上にのせて、上からチョット押して、身の中から油と水分を取り出しながら平らにして、三等分に切り、一つ目には、手作り特製味噌をかける。
    5. 二つ目には、削り節をかけ、ショウガをのせ、たらりとしょう油をかける。
    6. 三つ目には、マヨネーズをかけ、焼きノリをのせる。ひとつのナスで、三種類の味をお楽しみくださいね!

 

【プラスαワンポイント】

  通常の赤味噌は、塩分がかなり強いので、目分量では、味噌と砂糖の量を同じ位にするのが良いが、砂糖をすこし少なめにして、味をみながら徐々に砂糖を増やすと、好みで加減できます。

 

※提供 (株)エフエム岩手