仙台七夕
七夕は五節供の一つですが、七夕飾りは日本最大の規模であります。
歴史的にも仙台藩主、伊達政宗の頃から東北地方が冷害の為、豊作を祈願、疫病が流行したために七夕飾りをして祈ったといわれています。
現在では10mもある孟宗竹を商店街に両手で輪を作る太さの竹を飾る台が10mおきに設置され、約3千本の竹が用意、七夕飾りを各店で作るのです。これが10万円から物によっては何百万円かけるそうです。
仙台の七夕飾りは七つ飾り、紙で作ります。そしてその意味があります。
吹き流し くす玉から吹き流しは糸を表しています
茶巾 無駄使いはしない様にいう意味ですね
投網(とあみ) 仙台近海の豊漁を願う
屑籠(くずかご) 粗末にしない、清潔、倹約
千羽鶴 家の一番長寿の歳だけ折鶴を折り付ける
紙衣 着物を作り、縫物が上手にという願いで、一番上部に飾ります
短冊 夜露集め、すずりで墨をすって願い事を書いたことから、7月を文月と言われる様になりました。
現在は8月6日から9日までの三日間に2百万人が訪れるという。