4月始め 入学祝の赤飯に南天の葉、御返しは硫黄 子供の入学祝に赤飯を炊いて、重箱に詰め、隣り近所に配られる事もありました。赤飯の赤は太陽の色、晴れの日の祝いを意味し、南天の葉を添え、難を転じる意味から添えたのですね。現在、熨斗の掛紙に南天の絵が描かれてあります。赤飯の入った重箱を頂きますと少し前迄は、「付け木」(硫黄が付いた火の移動に使った物)を入れた物ですが、現在は硫黄が無いですからマッチを入れる方も居ます。意味は硫黄、(祝う)の洒落ですね。