山越編集長の知恵袋
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2月8日 初午と稲荷

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◎稲荷を食べる
伏見稲荷の稲荷山に稲妻が走り、初午の日に降りたといわれ初午の日に稲荷の祭りをする慣わしがあります。そこで2月になると、稲荷、油揚げ料理を食べるのが旬ですね。稲荷寿司や油揚げで巻いた信太巻きです。
稲荷は稲生(いなり)を意味し、稲が生まれる。その使いが狐ですね。米を食べる害獣、ねずみを狐が駆除し、害鳥のスズメは伏見稲荷の参道に行きますと焼いたスズメを土産として売られています。害虫は稲光(いなびかり)が退治すると言われています。これが豊作を祈る稲荷の意味でしょう。