日調FAX情報(第269号)
日調FAX情報(第269号)
<各種会議が開催される>
平成26年が早くも2ヶ月を経過した。(公社)日本調理師会は平成26年度事業計画並びに収支予算の立案、また平成26年度は役員及び総会における代議員の改選年度であるが、まだ整備が不十分であった役員選任規程及び代議員選出規程、また改めて正会員のあり方を検討することとしそれに伴う定款改正案その他の懸案事項について1月(20日~21日)の事業企画委員会で検討し、これらの事項は議題として2月(19日~20日)の理事会では二日間に渡り慎重審議され、全て承認可決された(定款改正案は継続審議)。
※主な承認事項:①平成26年度事業計画案②平成26年度収支予算案③役員選任規程④代議員選任基準⑤定款改正案⑥消費税率引上に伴う調理師教本等新価格設定(教本@1810円、問題集1280円)⑦その他
<日本食育指導員養成講師認定講座>
(公社)日本調理師会は食育関連事業である「日本食育指導員」制度を推進するが、その前段として同制度における各都道府県での研修における講師を認定するための「日本食育指導員養成講師認定講座」が、2月26日(水)に当初予定の30名を上回る32名の受講者で開催された。
講座は加藤綱男副会長(事業企画委員長)の挨拶で始まり、川島壽元副会長(事業企画委員)の同制度の概要説明の後、上田勝彦水産庁増殖推進部研究指導課情報技術企画官(講義テーマ「日本の魚食の意義と調理師の役割」)と山越信治(公社)日本調理師会理事(講義テーマ「食の伝承」)の両講師による講義があり、最後に戸塚雄三専務理事の総括をもって終了したが、両講師とも豊富な知識と聞き手を飽きさせない巧みな話術で、合わせて2時間弱の講義が瞬く間に過ぎた。
本講座は今回、関東甲信越地区の開催であったが、今後は地方地区においても順次開催する予定としている。
(講師プロフィール)上田勝彦:長崎県野母崎の漁師を経て、平成3年水産庁入庁。その後、調査捕鯨、マグロ漁場開発、日本海の資源開発プロジェクト等を経て、平成22年より現職。山越信治:駒ヶ根グリーンホテル専務取締役総料理長、(公社)日本調理師会理事、広報紙「にっちょう」編集長、(一社)長野県調理師会食育推進部長等
<愛情弁当コンテストについて>
日本調理師会の食育事業の柱となる「第4回こどものための愛情弁当コンテスト」が本年度も開かれ、予選参加総数は全国で1500件以上となり前回を大幅に上回った。最優秀賞等各賞の受賞者は後日発表され、表彰は6月の通常総会で行われる。